恥ずかしさから自信へ:私の英語の旅
- Kohei Takemura
- 7月4日
- 読了時間: 3分

なぜそんなに英語の勉強に熱心なの?と聞かれることがあります。そのたびに私はこう答えます:
「だって、英語を使いながら、あらゆる感情を経験してきたから。」
誇らしい気持ち、悔しさ、恥ずかしさ――時には、笑いすぎて涙が出ることもありました。ぜんぶ、英語のおかげです。
そして、もしあなたも私のようにフィリピンで育ったのなら、きっと同じような経験をしてきたかもしれません。
今日は、そんなすべてをつなぐあるストーリーをお話しします。

🌟 それは、子どもの頃の夢と――ひとつのスペリングミスから始まった。
8歳のとき、私は**「ニュースキャスター」になるのが夢**でした。電気ファンの前に立ち、それをカメラに見立てて、ベストな英語で“架空のニュース”を報道していました:
「グッド・イブニング、こちらはキアンの現場レポートです……台風が近づいています……そして、うちのママがシニガンを作りました。」
そんなある日、学校のスペリングコンテストに出場しました。自信満々だった私に出されたお題は:
「elephant(ゾウ)」
私は堂々とこう言いました。
「E-L-E-F-A-N-T!」
……会場が静まり返りました。先生は優しく微笑んで言いました。
「キアン、よく頑張ったね。でもね、"F"じゃなくて"PH"なのよ。」
私はショックで打ちひしがれました。心の中で叫びました:
「英語ってなんでこんなにルールが変なの!?」
それが、私が英語に初めて本気で悔しさを感じた瞬間でした。
でも――その英語が、のちに私を助けてくれたのです。
13歳くらいの頃、家族でショッピングモールにいたとき、外国人観光客が私たちに話しかけてきました。
両親は何を言っているのかわからず困っていましたが、私は理解できたんです。
ドキドキしながら前に出て、こう言いました:
「タクシー乗り場への行き方を聞いてます。」
私は英語で道案内をしました。観光客はニッコリ笑って言いました:
「ありがとう、君のおかげで助かったよ。」
私はまるでスーパーヒーローになった気分でした。両親も誇らしそうに私を見ていて、その時はじめて、英語はただの教科じゃないと実感したのです。
そして時には、英語が爆笑の思い出にもなります。
ある日、ファストフード店で私は自信たっぷりに言いました:
「Can I have six spicy?(スパイシーを6つください)」
言いたかったのは「スパイシーチキン6ピース」だったのに、出てきたのは――ホットソース6カップ。
家族は大爆笑。私は辛さと恥ずかしさで汗だくでした。
じゃあ、なぜ英語は私たちフィリピン人にとって大切なのか?
それは、新しい扉を開いてくれるから。人とつながることができるから。チャンスを広げてくれるから。
でも何よりも――
英語は、「勇気」を教えてくれるんです。
間違えてもいい。笑われてもいい。恥ずかしくても、話すことで自分は強くなれる。
英語を使うたびに、自分は成長している。
そしてきっといつか、あなたも“elefant”だった頃を笑って振り返る日が来ます😊
💬 あなたにも、英語での面白かったことや悔しかったことがあ
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