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自分の国で仲間外れだと感じた日


フィリピンでは、多くの人が学校で英語を学びます。でも時々私たちは、英語がテストや成績、就職活動以上に自分たちの人生にどれほど深く関わっている気づかないことがあります。

英語はただの教科ではなく、人とのつながり、チャンス、そして理解への扉を開いてくれるスキルです。


私はある体験でこれを強く実感しました。

英語があまり得意でないということは、仕事やコンテストのチャンスを逃すだけではありません。普段の会話、経験、そして友達付き合いさえも失うことになるのです。私は、それを痛いほど思い知らされました。


13歳のとき、アメリカから従妹たちが遊びに来ました。彼らは英語とフィリピン語をミックスして話していましたが、ほとんどは英語でした。

家族の集まりで、彼らは好きなテレビ番組や音楽、YouTubeの動画について話し始めました。ジョークで笑い、私にはわからない例えを使い、話すスピードもとても速くて、全然ついていけませんでした。


私も会話に入ろうとしましたが、口を開くたびに躊躇しました。英語が下手というわけではなかったけれど、彼らのように自然には話せませんでした。その瞬間、自分がまるで世界の外にいるように感じました。彼らが簡単に入れる世界に、私は入れなかったのです。

その夜、私は自分に「もっと上手くなる」と誓いました。その後、英語の番組を見て、本を読んで、練習を重ねました。


1年後、また従妹たちが来たとき、何かが変わっていました。今度は、ついていけました。彼らと一緒に冗談を言い合い、話も理解でき、さらにはフィリピンの言葉を教えてあげることもできました。


その時、強く実感したのです。英語は学校や仕事のためだけのものじゃない。人との繋がりのためにあるのだと。英語を通じて人と関わり、文化を理解し、世界中のエンタメを楽しむことができるのです。


なぜフィリピン人にとって英語が重要なのか

私にとって英語は、最初は「勉強しなければならないもの」でした。でも時間が経つにつれ、それは私が持つ中で最も価値あるスキルの一つになりました。英語は人を助ける力を与えてくれ、思ってもいなかったチャンスをもたらし、世界と繋がっていると感じさせてくれました。

だからこそ、フィリピン人として、英語を学ぶことは私たちにとって最高のスキルの一つだと信じています。



英語を勉強している日本の皆さんへ

間違えることを恐れないでください。自分の言語ではない言葉を話すのが、どれほど怖いことか私もよく知っています。 しかし、小さな一歩一歩が本当に大切なのです。英語でテレビを観たり、歌に合わせて歌ったり、自信がなくても英語を使ってみてください。使えば使うほど、自信がついてきます。 英語はただ新しい言語というだけでなく、人と人、文化と文化、そしてチャンスをつなぐ架け橋です。 旅行のため、仕事のため、新しい友達を作るためーどんな目的であれ、あなたの努力はきっと報われます。あきらめずに、信じて進んでください。必ずできるようになります!

 
 
 

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