英語がくれた翼―少しのつまずきも
- Kohei Takemura
- 6月4日
- 読了時間: 3分
更新日:7月3日

英語には、どこか特別な力があります。ただの言語じゃないんです。それは「橋」であり、「試練」であり、「コメディ番組」であり…時には「完全なる大惨事」でもあります。😅
もし私の英語との旅をひとことで例えるなら、「自転車の乗り方を学ぶようなもの」だと思います。転んで、泣いて、笑って―でも、最終的には自由に乗れるようになりました。
少しだけ時間を巻き戻しましょう。

はじめて英語を聞いて、何もわからなかった日
私が英語を初めてちゃんと聞いたのは、6歳くらいのとき。『スポンジ・ボブ』を字幕なしで観た日でした。みんな笑っているのに――私だけ、ポカン。「クラッスティ・クラブ」って何のこと?って、目をまん丸にして考えていました。
私はいとこに小声で聞きました。
「なんで笑ってるの?今、何て言ったの?」
その瞬間、私は気づいたんです。“英語って、まだ自分にはわからない世界なんだ”って。でも同時に、“私もわかりたい、笑いたい”って強く思いました。
それから私は英語に耳を傾けるようになりました。アニメを観て、セリフをまねして、言葉を覚えようとしました。“barnacles(フジツボ)”を“barncools(バーンクールズ)”って言い間違えたこともありましたが、それでも挑戦し続けました。
今でも忘れられない、笑える失敗
空港で飛行機に乗るとき、私はフライトアテンダントに丁寧にお礼を言おうとしました。言いたかったのはこうです:
「Thank you for your assistance.(ご対応ありがとうございます)」
でも、実際に言ったのは…
「Thank you for your existence.(あなたの存在に感謝します)」😳
彼女は一瞬固まり、それから笑ってこう返してくれました。
「Well, thank you.(まぁ…ありがとう)I'm happy to exist.(存在できてうれしいわ)」
私はその場でシートの中に溶けてなくなりたくなりました。でも今では、思い出すたびに笑えるエピソードです😂
でも、辞めたくなったこともあった
英語はいつも簡単だったわけじゃありません。自分が遅い気がしたり、不安になったり、“フィリピン人らしさ”のせいで流暢に話せないと感じる日もありました。
アクセントを笑われたことも、人前で間違いを指摘されたこともありました。
でもそのたびに、私は自分にこう言い聞かせました:
「これは全部、成長の一部。快適じゃないところに、成長がある。」
そしてその考え方が、私を少しずつ強くしてくれたんです。毎日、ほんの少しずつでも。

なぜ、英語は大切なのか
私たちフィリピン人にとって、英語はただの「学校の科目」ではありません。それは世界とつながるための鍵です。
英語があるから、他の国の人たちと話せる。もっと良い仕事に出会える。もっと良いコンテンツやチャンスにアクセスできる。そして時には――あとで笑えるような“ネタ”にもなります😄
だから、間違いを恐れないでください。学び続けて、話し続けて、笑い続けてください。その恥ずかしかった瞬間が、いつかあなたの最高のストーリーになりますから。
💬 あなたも、英語で言ったことがきっかけで笑われたこと、または誇らしく感じたこと、ありますか?あなたのストーリーをぜひ聞かせてください!☺️
Comments